日本画は、靄の中に浮かんだ秋草と二羽の紋黄蝶を描いた大観「秋色」を展示致します。円熟期を迎えた大観最晩年の作で、日頃の豪放な作風と異なり、繊細な風情溢れる作品となっております。初公開として、玉堂の「雨戸くる画賛」は、玉堂が終のすみかとした奥多摩の御岳にて描かれ、玉堂自身が賛を書き添えています。又、下弦の月を中央に桔梗、撫子、女郎花等の秋草を放射状に描いた青邨「秋草」、実り豊かな秋を感じさせる杉山寧「枝柿」、平八郎「紅葉に小鳥」等、細やかな感性で描かれた秋の名品を展示致します。
工芸は、初公開の金蒔絵硯箱「春山水」、「秋山水」を対で展示致します。
清々しい初秋の空気を感じさせる『秋のプロムナード』をお楽しみ下さいませ。
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横山大観 『秋色』 c.1950
copyright© Kamakura Otani Memorial Art Museum
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