「初春展」

1999年1月5日(火)〜1月28日(木)

紅白梅
前田青邨 『紅白梅』 1970
copyright© Kamakura Otani Memorial Art Museum


来より、吉祥と高潔を象徴し、花の兄と珍重されていきた梅は慶事用好画題として、多くの日本画の大家によって様々に描かれています。華やかな青邨『紅白梅』、楚々として可憐な靫彦『紅梅・絵唐津瓶』、モダンで斬新な郷倉和子『白梅』等、三者三様の梅の美しさで芳香な新春をお楽しみください。

公開の『正気放光・白梅』は、大観に珍しい書画の双幅の作品です。大観は、知遇のあったホタルニューオータニ創業者大谷米太郎翁に『正気放光』の書を、同夫人に高潔と気品を表す『白梅』を贈呈しました。又、初公開の雅邦『蓬菜山』は、おなじみの神仙山水の画題で、鶴亀、松竹梅を配した吉祥画の名品です。その他、初公開の栖鳳『竹に雀』、初日の出を描いた関雪『朝陽映波』等、お正月らしいおめでたい作品を展示します。

画は、ドガ『踊り子習作』、ラプニード『花』等、淡い色調の中に春を感じさせる作品を展示します。その他、モジリアーニ『ニースの歌姫』を始め、ユトリロ「白の時代」の代表作『サンノワ通り』、『サクレクール寺院』、キスリング『花束』、ローランサン『帽子を被った若い娘の像』等のエコール・ド・パリの名品を展示します。

芸は、壮大な力を感じさせる古九谷対の飾皿『照日・曇日』を展示します。大胆な文様、緑を主に黄の鮮やかな古久谷独特の色調、相対する自然表現の妙、そのモダンな斬新さは正に古久谷の魅力を発揮した優品です。

倉の陽光とともに、初春を祝う名品の数々をお楽しみください。

ドガ『踊り子習作』
エドガー・ドガ 『踊り子習作』 c.1880
copyright© Kamakura Otani Memorial Art Museum
 



鎌倉大谷記念美術館

 鎌倉大谷記念美術館 東京事務所 
〒248-0017
鎌倉市佐助1-1-20
Tel: 0467-22-3816
Fax: 0467-24-3985
〒107-0051
東京都港区元赤坂1-7-20
TTS元赤坂ビル4階
Tel: 03-3478-4454
Fax: 03-3478-4460